2024年5月12日(日)に田野武道館において、第2回龍拳会交流大会が開催されました。
本大会では本部と都城支部から参加し、デビュー戦の選手から、全日本・国際大会で入賞した選手も出場しました。
午前9時に受付・計量が開始され、開会式終了後、チャレンジクラスから予選が始まり、白熱した試合が次々繰り広げられました。
注目の高校生男子の部では、昨年国際大会の中学2・3年重量級で3位に入賞した久保田漣大(都城支部)と、西日本ドラゴンカップ中学生中量級の部で優勝した小松珀(都城支部)が初戦で激突。
スピードの小松に対してパワー勝負の久保田。両者一歩も譲らず本戦は引き分けで延長戦に突入。
ここで久保田が持ち前のパワーでやや押切る展開になり、久保田漣大が勝利しました。
決勝戦前に、原田指導員(本部指導員)と、原田大雅(初段)による演武、四方割が行われました。
続いて都城支部長の伊黒和海(参段)によるバット折りが行われた後、いよいよチャレンジクラスからの決勝戦が開始。
中学・高校女子は、昨年国際大会で優勝した日高ひな(都城支部)が決勝まで勝ち上がり、新町光希(本部)と初対戦。
パワー勝負の日高に対して、コンパクトに打ち返す新町。互いに譲らず本戦引き分けで延長戦へ。
延長に入ると、日高が一気にギアを上げて新町がやや押し込まれる展開になり、3-0で日高ひなが中学・高校女子の部を制しました。
高校男子の部では昨年本大会で優勝した久保田漣大(都城支部)と準優勝の原田大雅(本部)の激突。
本戦は久保田の攻撃をかわしながら有効打を放つ原田。
中盤にはフットワークを使い、コンビネーションを叩き込む久保田対して大技を繰り出す原田。
本戦は1-0で原田に上がる。
延長戦でさらにギアを上げる両者。
会場が沸く中、残り時間で原田が一気に勝負に出て、僅差の判定で原田大雅が優勝を果たしました。